管理人プロフィール

岩田 直也(いわた なおや)

名古屋大学大学院 文学研究科 准教授(文学研究科HP哲学研究室HP

専門:プラトン・アリストテレスの認識論

最新のCV(英語)はこちら

Researchmap / Academia.edu

1.職歴

2023年~現在  名古屋大学大学院 人文学研究科 准教授

2020年~2023年 福岡大学 人文学部 講師

2018年~2020年 オックスフォード大学 哲学学部 イギリス学士院ポスドク研究員

2016年~2018年 日本学術振興会 海外特別研究員(ケンブリッジ大学 古典学部)

2015年 オックスフォード大学 哲学学部 ポスドク研究員(Power Structuralism in Ancient Ontologies)

2009年~2011年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)

2.学歴

2015年 ケンブリッジ大学 古典学部 博士課程 修了(古代哲学)

2009年 京都大学大学院 文学研究科 修士課程 修了(西洋古代哲学史)

2007年 京都大学 総合人間学部 卒業(人間科学系)

2002年 愛知県立 旭丘高等学校 卒業

3.研究業績

研究論文

2023, 「アリストテレスにおける「分析」概念」、『西洋古典学研究』70号.

2021, ‘Socrates’ First Voyage in the Phaedo’, History of Philosophy & Logical Analysis, vol. 24, issue 2, pp. 24367.

2021, ‘Aristotle on Geometrical Potentialities’, Journal of the History of Philosophy, vol. 59, issue 3, pp. 371–97.

2020, ‘The Attunement Theory of the Soul in the Phaedo’, JASCA (Japan Studies in Classical Antiquity), vol. 4, pp. 35–52.

2018, ‘Plato’s Recollection Argument in the Philebus’, Rhizomata, vol. 6, issue 2, pp. 189–212.

2016, ‘Plato’s Hypothetical Inquiry in the Meno’, British Journal for the History of Philosophy, vol. 24, issue 2, pp. 194–214.

2015, ‘Plato on Geometrical Hypothesis in the Meno’, Apeiron, vol. 48, issue 1, pp. 1–19.

2010,「クラフト・アナロジー序説――プラトン『国家』第一巻と『ゴルギアス』における技術と価値の問題について」、『古代哲学研究』42号、31–48頁.

2010,「知の個別性と全体性――プラトン初期・中期対話篇における技術と能力の対象概念について」、『京都大学古代哲学研究室紀要:HYPOTHESIS』15号、26–50頁.

2008, 「詩作と技術――『イオン』532c5–d3の解釈を中心に」、『古代哲学研究』40号、45–60頁.

>本サイト設立の趣旨

本サイト設立の趣旨

昨今の人文系学問軽視の潮流により、日本の大学においてギリシア哲学を学ぶ場は減少の一途を辿っています。しかし、現代の私たちにも未だ多くの示唆を与え続けるこの古典の学びが、このまま衰退してしまうのは非常に残念でなりません。大学という限られた場を超えて、より多くの人々にギリシア哲学の魅力を伝えたい、という思いからこのサイトを立ち上げました。

CTR IMG